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Michel Legrand "At Shelly's Manne-Hole" オリジナル盤メジャー・レーベル&ピアノ&マニア必聴の匂い盤、最後の4枚目は、「Verve 」(V6-8760)。 1968年9月8日、Shelly's Manne-Hole In Hollywood, California 録音。 「シェリー・マンズ・ホール」でなく「シェリーズ・マン・ホール」としたオーナーのジョーク?とタイトルに合わせてジャケット・デザインもミシェル・ルグランの似顔絵をあしらったマンホール・カバーで、エンボス加工(浮き彫りレリーフ)した銀紙を貼った凝ったデザイン、これはやるなぁー、素晴らしい!曲がって貼ってある大雑把さは、何ともアメリカらしい。 #VerveRecords #MichelLegrand (p) #RayBrown (b) #ShellyManne (ds) Silver embossed cover Art Direction - #AcyRLehman Cover, Artwork - #AKM Engineer - #WallyHeider Liner Notes - #LeonardFeather Producer – #JesseKaye , #NatShapiro Recording Supervisor, Director Of Engineering - #ValValentin ウエスト・コースト・ジャズの大御所ドラマーであるシェーリー・マンがオーナーを務めるジャズ・クラブ「シェリーズ・マン・ホール」でのミシェル・ルグラン・トリオのライブ盤。 ルグランが映画音楽の仕事でハリウッドに訪れていた1968年、シェリー・マンのたっての要請で実現したルグラン渾身のジャズ・ピアノ・アルバム! 録音評は... ウエイトらしい軽さとドライさを良しとしたいと思います。Shure SC35Cが良いと思います。ライヴの臨場感や迫り来るような強さはありませんが、楽曲の音色は美しいし、分解能やダイナミック・レンジも申し分ありません。 演奏もハイ・クオリティー!見事なアレンジととても洒落た演奏、私はこの重たくないリラックスした雰囲気はオススメしたいですね。ウエスト・コースト・ジャズの洗練された上品さが私は特に好きなので。やっぱり、ルグランは只者ではありませんね。 レイ・ブラウンのベースとシェリー・マンのドラムスもベスト。 ミシェル・ルグランは、ちょうどこの10年前の1958年にマイルス・デイヴィスやジョン・コルトレーン、ビル・エヴァンスらを従えた小編成のオーケストラによるいわゆる「ルグラン・ジャズ」を残していますが、本作では、オーケストラ・ジャズではなく、ホスト役のシェーリー・マンのドラムスとレイ・ブラウンのベース、そして彼自身のピアノと言うトリオ作品であることが注目ポイント。映画音楽の作曲家・編曲家として知られているミシェル・ルグランのジャズ・ピアニストとしての一面が伺える貴重なアルバムです。 "My Funny Valentine"、このレイ・ブラウンのベースソロにからむスキャット・ヴォーカルは誰?何とルグラン本人!まさにファニーな弾き語り演奏。リラックスした演奏とノリの良い聴衆が、NYのジャズクラブとは一味違った西海岸のクラブの雰囲気を伝えています。 #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #ジャズ #スイングジャーナル #レコード *作品を知るとジャズはもっと輝きます。情報くださる先輩諸氏に感謝。
Los Gatos!
4 years ago